MIGUのスペインまったり生活回想記

外国人が驚くスペイン人の習慣
スペイン留学半年目くらいに、「外国人が驚くスペイン人の習慣」
というテープを授業で聞いた。

いくつかあったのだが、そのうちの一つはかなり衝撃的だった。

「人に何かを勧められたら、数回は断らなければならない」ということ。

(日本人と同じやん!)

しかも、勧めた方は、相手が受け入れるまで勧めなければならない。



「ちょっと、お茶でも飲んでいきはったら?」

「いやいや、そんなお構いなく。」

「まあ、そんなこと言わんと、一杯だけでも。」

「ほな、せっかくやから…」

日本だと1回目は断っても、2回目くらいでじゃあ、ってことになると思う。


スペインの場合

「Quieres tomar algo?」(何か飲む?)

「No,no,gracias.」(いいよ、いいよ、ありがとう)

「No quieres café?」(コーヒーはどう?)

「No,no. No te perocupes.」(いやいや、気にしないで)

「Hay té verde tambien,eh. No quieres probarlo?」
(日本茶もあるわよ。飲んでみない?)

「Ah…vale. Un poquito.」(ああ、そうね。じゃあ、ちょっとだけ。)

てな感じ。


間違っても、何か飲むと聞かれた後に、

「Cualquier cosa.」(何でもいいです)

と言ってはいけない。



スペイン人は、思ったことを何でもズバズバ言うと思っていた。


そういえば…

ルームメイトのスペイン人にも、何回か日本食とか、日本のお菓子とか

「Quieres probar?」(食べてみる?)

と勧めてたが、

「No,no,gracias」

と言うので、あまりしつこく勧めるのもな〜と思って辞めていた。
しかも、お世辞にも痩せているとは言えない子が一人いて、
ダイエット中だったら悪いしな、とか色々考えたりもしていた。
若いんだから、欲しかったら欲しいって言うだろうと。
まだ10代の大学一年生だったし…。


それに反し、私は勧められるもの全てに手を出していた!

「Migu,quieres?」(ミグ、食べる?)

「Si,gracias.Ésto que es?」(うん、ありがとう。これ何?)

「Es pan de higo.」(イチジクパンよ)

「Ummmm.Qué bueno!」(うーん、おいしいわぁ!)

「Te gusta todo,eh.」(何でも好きね)

よっぽど口に合わないものでなければ、好きと言っていたので
MIGUは何でも食べる、何でも好きと思われていた。
ま、事実そうなんだけど。



スペイン人は、おいしい時は

「Qué bueno!」「Qué rico!」「Buenísimo!」「Riquísimo!」

などと言う。


あまりお口に召さなかった時は、

「No está mal.」「Malo no está」(悪くないね)

と言う。

スペイン人なりの礼儀だ。

悪くない→食べられるけど特別おいしくない→もっとおいしいものがある→もういらない
という感じだろうか。

日本語だと、「悪くない」「まずくない」と言えば、
「(まずいと思っていたが)意外にもおいしい」という場合にも
使ったりするが、スペイン語はそうではない。



話は最初に戻るが、このテープをかけてくれた先生の体験談。

「同僚の先生の家に行った時ね、いつもコーヒーを勧めてくれるから
喉が渇いてたけど何も飲まないで行ったのよ。そしたら、その日に
限って、一度断ったら2度目は勧めてくれなかったのよ。」

(なんかめんどくさいなあ。)



ある日、ダンナ(当時彼氏)が私のルームメイトにチョコレートを勧めていたので観察してみた。

「Hola,Maria.Toma.」(おっマリア。どうぞ)

「No,no,gracias.」(ありがとう、でもいいわ。)

「Toma toma.」(取って、取って)

「No,no.Estoy llena.」(いいよ、いいよ。おなか一杯やねん。)

「Venga.Sólo uno.Cógelo.」(ほらほら。一個だけや。とりーや。)

「Vale.」(しゃーないなあ)


(ここまでしなあかんのか!)

勉強させられました。





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14:24 | スペイン人 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
Japon= ハポン=日本?
スペイン人にとってJapónとはどんな国なんだろうか。

テクノロジーの国、働いてばっかりの国、物価のとても高い国…

いろんな意見があったが、一番驚いたのはこれ。


「日本では、英語と日本語が公用語なんでしょ?」


え?
 (私英語しゃぺられへんし…)


その他…

「高層ビルばっかりで、田舎がないんだよね。」

え? (日本の国土の3分の2は森林なんですけど)

「ロボットのペットを飼っている」

(ごく一部の人だけや!)

「日本人は中国語が理解できる」

(スペイン語とイタリア語のように似てないで!)

「変なお祭りあるよね。木の幹に乗って、山の斜面を競争するの。」

(???)


原因はテレビのニュース番組だった。

流れる日本のニュースといえば、都会の様子、新しいハイテク製品の紹介、新しいロボットの紹介、そして地方の珍しいお祭り。後は事件と地震。
偏った日本のイメージが定着するはずだ。


『決定的瞬間を激写!』といったテレビ番組では、日本人観光客がいとも簡単にスリ、引ったくりにあって騒いでいるビデオが流れたりしているので、ぼーっとした、ちょっと抜けてるおバカなイメージもあるみたい。
(実際そう見られてもいいくらいスキがあります。)


日本がどこにあるか定かではない人も多い。中国と接していると思っている人もいた。
スペインがどこにあるか知らない日本人も結構いるので、なんともいえないが。


ついでに、日本人ののスペインについての認識度にビックリの事例。

「スペインってどこにあるんですか?」
「フランスの隣です。」
「エッフェル塔からスペインは見えないですよね?」
(…。通天閣から韓国は見えるか〜?)

「スペインでは何語を話すんですか?」

「スペイン人はみんなフラメンコを踊るの?」
(日本人はみんな盆踊りが踊れるか〜?)

国際テレカを買う際
「スペインだとどれくらい話せますか?」
「少々お待ちください。…(説明書を探す…見つからない)スペインってヨーロッパですか?」

もっとスペインを知ってもらいたいです。



01:01 | スペイン人 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
美人の条件
色の白いは七難隠す、なんてのは、スペインでは通じない。

美人の条件の一つは、日焼けしていること、なのだ。

ミス・スペイン、の出場者であるすばらしく美しい女性達もブロンズ肌だ。もちろん海で焼いているのではないけれど。

留学初期に、郷は郷に従え、で調子に乗って我もとビーチで焼いていたら、今になってひどいことになっている。どうやら日本人は、スペイン人よりシミになりやすいようだ。

スペイン人と日本人の肌の色はあまり違わないように思っていたが、毎日焼きに行って黒くなるスペイン人に対し、私といえば2、3回海に行けば黒くなれる。とても羨ましがられた。やっぱりスペイン人は白人で、日本人は黄色人種だと感じた。

花嫁もブロンズがいい。
純白のウェディングドレスに、焼けた顔、身体のコントラストがいいらしい。
これまた郷に従え、といきたい所だったが、年齢も年齢だったので顔はやめておいた。


痩せすぎもだめだ。痩せているよりも、多少太っていて胸とおしりが大きい方がいい。旦那は「美人で胸もおしりも大きければ、すぐに仕事が見つかる」と言っていた。
セクハラ!と言いたい所だが、ま、男の本音だろう。

だから、スペイン人の女の子は、胸もおしりもピチピチの服を着ている。凹凸を強調した女性らしい服装を好む。
若い女の子だけではない。肉屋に行ったら、並んでいる女性のおっぱいが半分くらい見えていたので、顔を見たら「おばちゃん」だった。ちょっと品に欠ける気もしたが…

昔からこんなに露出路線なのかというと、そうではないらしい。
フランコ政権崩壊後、色々なことが自由になり、その反動が続いているようだ。
ある日、旦那のおばあちゃん(92)とテレビを見ていると、ウエストの辺りまで胸元の開いているドレスを着た司会者が出てきた。
おばあちゃんは「Qué escote!(なんて胸元なの!)」と言った後、ヒッヒッヒッと笑っていた。いつも露出の高い人を見ると、ヒッヒッヒッと笑っているかわいいおばあちゃんだ。

ドイツ人の友達は、「スペイン人の女の子がどんなに太っていても破れそうなパンツをはいているのが理解できない。」と言っていた。
なるほど、ドイツに行ったときに、ドイツ人女性があまりに中性的なスタイルなので私も驚いた。

語学学校の先生は「NYではスーツにスニーカーを履いて通勤したりするようですが、スペイン人女性は、たとえ200km歩かなければならないとしても、スーツにはヒールを履くでしょう。」と言っていた。

スペイン人女性は、女であることを常に意識しているようだ。

今の私を見て、ちょっと反省…













14:28 | スペイン人 | comments(5) | trackbacks(0) | - | - |
スペイン人はアイロン好きか?
日本の主婦にとって、嫌いな家事の1位は「アイロンかけ」だそうだ。

スペインの主婦は、シャツ、ブラウスは当然のことながら、シーツ、Tシャツ、さらに下着までとあらゆるものにアイロンをかけている。やっぱりスペイン人っておしゃれだなーと思う。そんなに高級なものでなくても、ピシッとアイロンがかかっていると、素敵な服に見えたりする。
だから、スペイン人ってアイロン好きなんや、と思っていた。


一緒に働いていたAliciaもそうだった。

「私アイロンがけ大好きなの。かけられるものには全部かけるわよ。靴下もパンツも全部。ブラジャーにもアイロンがかけられるんだったらかけたいくらいよ。」

なんて言うので、

「すごいねー。で、アイロンをかけたパンツと、かけてないパンツは履き心地が違うの?(ニヤリ)」

と突っ込んだら

「そりゃー違うわよ(ニヤリ)」

と満面の笑みで答えてくれた。
だから、やっぱりスペイン人ってアイロン好きなんや、と思っていた。


義母は、国内旅行に旅行用アイロンを持参していた。私は、皺になりにくい服を選ぶ。その点で既に違っている。


ところが「『アイロンがけが苦痛である』、そんな主婦の声が多いのでアイロンサービスというお店を始めた」というスペインの新聞の記事を見たので驚いた。みんな好きで何もかもにアイロンをかけているのだと思っていた。
利用者は、一人暮らしの男性、高齢者、病弱でアイロンがけができないような人が多いらしい。主婦にとって、お金を出してまでという人はまだ少ないみたいだ。

嫌いで当然だ、スペインのアイロンかけは本当に重労働なのだ。
でも、くしゃくしゃの服で出かけることはもっと恥ずかしいのだろう。愛する旦那や息子にくしゃくしゃの服を着せることは、Maruja(主婦)にとって許されない行為なのだろう。

日本のアイロンかけは重労働だろうか?
嫌いな理由は、「場所がない」「うまくかけられない」「きりがない」等。


で、私はどうかといいますと…
ワイシャツ等、簡単にかけられるものはそんなに嫌いじゃない。でも、スーツのパンツとかは、腰周りがきれいにかけられなくて、こんなもんでいいか、と妥協するのでどうも満足感がない。
新婚当時はスペイン人のまねをして、シーツやコットンのカットソーなどにもかけたりしていたが、すぐに面倒になって、都合よく「私は日本人なんだかいいや」と開き直ってしまった。
上手にアイロンをかけられるコツがありましたら、是非ご指導ください!

追加:折り目のついたTシャツって逆にかっこ悪いと思うんですけど、どう思います?


12:48 | スペイン人 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
Si o No?
スペイン人は、返事が遅いといらいらするようだ。

「日本人は、返事をするのに30分考える」と我が家の主はかつて言っていた。これは、アンダルシア人のExageracion(大げさな表現)なのだが、確かに「えー」とか「どうしようかな〜」「うーん」と考えてる日本人は多い。

「日本人は、相手の気持ちを考えながらとか、裏の裏の裏まで考えながら話してるからおそいんだよ。スペイン人みたいに、何も考えずに思ったまま話したりしないの。」と一応日本人を擁護してみたりしていた。


ところが、スペイン滞在の後、私はもう100%日本人ではなくなっていて…
ある日、

「MIGUちゃん、今度の週末〜のイベントに行く?」

と友人に誘われた時に

「行かない」

と即答したもんだから

「MIGUちゃんって、日本人の女の子と違うよね〜。日本人の女の子だったら、たとえ行けなくても『えーどうしようかな〜。』とか言うんだよ。」

とまで言われてしまった。


Si o No (Yes か No) の即答が完全に身についていた。

一番の思い出は、現地の子供に混じって習っていたフラメンコ教室。

先生は、振りを教えてくれる度に

「Has entendido?」「Si o No?」とド迫力で聞いてくる。

怖くて「Si」と言おうものならどんどん先に進まれるので、勇気を出して

「NO」

とはっきり答えてみた。

先生は怒ることなく、「じゃあもう一度するわよ」とわかるまで教えてくれた。

日本だと、先生ができてるかどうか判断して、何度も繰り返ししてくれたりするが、そんな気の利いたことはしない。細かい手足の動きの説明もない。見て学べということだ。

もう踊ることはなくなったけれど、忘れられない、いい思い出だ。










11:20 | スペイン人 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
時間に対する価値観
「時間は有意義に使おう」

日本では、よく耳にする言葉だと思う。
私自身、スペインに行くまでは、限られた時間でどれだけのことができたかをいつも考えていたような気がする。旅行に行っても同じ。どれだけ観れたかで満足していた。

スペイン人は違う。
限られた時間でどれだけ楽しく過ごせるか。が大事。量より質。

日本人から見ると無駄にしか思えないだらだらした時間も、スペイン人にすれば有意義になるのかもしれない。


「明日何が起こるかわからないんだから、先のことなんか考えずに今を楽しんだほうがいいでしょ」
というのが、彼らの持論。


年間計画書、夏休みの計画カレンダー
ふと、そういうものはスペインに存在するんだろうか、と思った。
11:20 | スペイン人 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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